公益財団法人 全日本大学野球連盟
沿革


 戦後の学生改革により従来の高等学校(旧制)、専門学校、師範学校がいっせいに新制大学に昇格した。これにより日本学生野球協会の下部組織であったこれら三つの野球連盟が統一され、昭和22年に新制大学野球連盟が結成された。また、東京六大学野球連盟、関西六大学野球連盟、東都大学野球連盟の三連盟は、大学野球王座決定戦を行うために、同じく昭和22年に全国大学野球連盟を結成した。両連盟は二本立てのまま併行して運営されていたが、一本化された全国的な大学野球連盟を誕生させることが理想であり、その実現に向けて努力を重ねた。
 そして昭和27年、旧三大学野球連盟の理解の下に、当時の大学野球連盟は発展的な解消をとげ、東京六大学、関西六大学、東都大学、東北・北海道、関東、東海、近畿・中国・四国、九州の8連盟を統合し、全日本大学野球連盟の組織が結成された。同年8月、全国より8連盟の代表による第1回全日本大学野球選手権大会が明治神宮野球場において開催された。
 昭和54(1979)年6月13日、財団法人に認可され、平成24(2012)年4月1日付で公益財団法人に移行した。



1952年(昭和27年)
1月1日: 全日本大学野球連盟が組織される。
  8月22日: 第1回全日本大学野球選手権大会を開幕。
1972年(昭和47年)
7月8日: 第1回日米大学野球選手権大会を日本において開幕。
1979年(昭和54年)
6月13日: 財団法人として認可される。
1991年(平成03年)
11月16日: 第1回全日本アマチュア野球王座決定戦を開催。(1997年 第7回まで開催された)
2012年(平成24年)
4月1日: 公益財団法人に移行。